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イソフラボンは子宮内膜症に効果はあるの?

子宮内膜症という病気をご存知ですか?子宮の内側には子宮内膜と呼ばれるものがあり、そこに受精卵が着床することで胎盤を形成する役割を持っています。
受精しなければ、その子宮内膜は剥がれ落ち、そのまま膣から排出されます。
これが生理と呼ばれるものなのですが、このときの血液が一部逆流してしまうことがあります。

その血液の中には子宮内膜細胞が含まれているのですが、この細胞が子宮以外の場所で、子宮内膜と似た組織を作り上げ、しだいに広がっていきます。
本来の子宮内膜であれば、生理として子宮内膜が排出されるのですが、この場合は排出するような出口が無いためにそのまま溜まっていってしまうのです。
これが、子宮内膜症と呼ばれるものです。

子宮内膜症は、20代から30代の比較的若い女性に多く見られるものです。
子宮内膜症の自覚症状というのは、判断が少し難しいのですが、よくある症状としては生理痛が酷くなるといったものです。
また、進行すると骨盤に痛みを感じたり、排便時や性交時に痛みを感じたりすることもあるようです。

そのままにしておくと、不妊の原因になったり、卵巣がんになったりする可能性もあるため、早期の治療が必要となります。
生理のある女性であれば、誰でも起こりうる可能性のある病気ですから、定期的に婦人科で健診を行うということも大切です。

そんな子宮内膜症ですが、実は女性に人気のイソフラボンの摂り過ぎが原因となることもあるようなのです。
イタリアの研究で、イソフラボンを多量摂取した人と、しなかった人との子宮内膜を比較した結果、イソフラボンを摂取した人のうち何人かの子宮内膜が異常に分厚くなったという結果が出ました。
摂取しなかった人からは、そのような症状は全く現れなかったようです。
そのため、イソフラボンの過剰摂取は、子宮内膜症を誘発する恐れがあるため、注意が必要であるということがわかったのです。

過剰摂取といっても、普段私達の生活の中で食べている、納豆やお豆腐を食べているくらいでは、全く問題ありません。
過剰摂取とは、サプリメントなどを利用して摂取目安量を大幅に超えてしまうことを指しています。
1日の摂取目安量は40~50ミリグラムと言われており、上限は70ミリグラムであると言われています。
これを越さなければ心配はありません。

ですが、イソフラボンのサプリメントを活用しているという人は、普段食べている食事との兼ね合いを考慮して、サプリメントの量を調節するなどの配慮はするようにしましょう。
イソフラボンが女性に与える効果についてこちらにいくつか紹介されています。